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2020-06

祖母の事

ブログの更新がだいぶ空いてしまいました。2月2日に祖母が亡くなりました。
急だったので、葬儀の準備や、締切の取材と制作などで慌ただしくしていました。
祖母は99歳と長寿でしたが、もっとそばに居てほしかったです。
十年ほど前からは足を悪くし、家の外から出る機会は少なくなりましたが、
今は亡き父と、親子で楽しそうに過ごしていたことを思い出します。
おしゃれや話が好きな祖母は、自宅で過ごす時間が多くなっても、
大阪にいる兄弟姉妹と話をしたり、
お化粧をしたり、僕の妹にマニュキアを塗ってもらい、
訪問していただいている、ヘルパーさんや看護師さんに爪を観てもらう事を喜んでました。
祖母は自身の家族、皆を先に亡くすという、悲しい経験をしましたが、
父が8年前に亡くなり、母の介護を受けながら、明るく笑って過ごせました。
僕も、取材や個展などで空ける日以外は、2日に1度のお風呂に入れていました。
おばあちゃんと話をしながら過ごす時間は今となってはかけがえのない時間です。
毎年、車イスを押しながら、アトリエに咲くチューリップを見に行っていましたし、
「今年も行こうとね」と話していたところでした。亡くなる一日前も
言葉にならない声で何度も言い直しながら、風邪で体調を崩していた僕に「大丈夫かと」気遣って
くれました。それが最後の言葉になりました。
また、イタリアに住む僕の姉が子供を連れて帰ってくるのを楽しみにしておりました。
2歳になるひ孫が口あけ、祖母に食事をねだる姿が嬉しく、ツバメの子のようだと笑っていたのが印象的です。
母のお陰で最期まで自宅で過ごすことが出来ました。
母と同様に、不安定な画家と言う職業を応援し、可愛がってくれた祖母には感謝しかないです。
大好きな祖母と離れるのは寂しいですが、天国で、父たちとの再会を喜んで見送りたいと思います。
アトリエのチューリップが少し芽を伸ばしています。
花が咲いたら、今年は祖母の祭壇に飾ってあげようと思います。


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プロフィール

akashi

Author:akashi
1977年兵庫県明石生まれ  1998年にバイクで西日本を回り、出会った人々の温かさや風景に触れ、郷愁をテーマに絵を描くようになる -このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます-

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